リビングルーム泉町: 9/11 想いを伝える品札

2015年9月11日金曜日

9/11 想いを伝える品札

常連の女性が来る。手作りの革のバッグ、20年以上前にはじめて革細工をやって作ったものだそう。
そんな思い入れのあるもの、受け取っていいのかなーと思いつつ交換。
次にもらってくれる人に、せめてその想いを伝えるために品札を書く。

(店員Y・業務日報より)

リビングルーム泉町

「リビングルーム」は、商店街の空き店舗を舞台に住民同士が家具や生活品を物々交換しあいながら、あつまったモノを家庭のリビングのように配置していくことで商店街の中に新たな出会いと新たな地域活動を生み出す場としての「居間」をつくっていくプロジェクトです。

国内外でユニークなプロジェクトを手掛ける現代美術家の北澤潤氏が提唱するアートとしてはじまったこの「リビングルーム」は、2010年に北本団地ではじまり、徳島県やネパール連邦民主共和国で展開。2013年3月からは秋田県北秋田市でもはじまり、現在も国内各地の地域がオープンに向けて準備をすすめるなど全国に広がっています。

『リビングルーム泉町』は、茨城県水戸市中心市街地で半世紀近く町のみなさんに親しまれてきた「泉町会館」を舞台に、2015年8月にオープンします。

《リビングルーム泉町》は、水戸芸術館開館25周年記念事業「カフェ・イン・水戸R」の街なか企画「Re MITO 100」の1プログラムとして実施します。

主催：公益財団法人水戸市芸術振興財団

企画：北澤潤八雲事務所

協力：泉町二丁目商店街振興組合、協同組合泉町商店会

物々交換の注意事項

・泉町会館はエレベーターのない二階建ての建物です。お持ち込みの家具は、階段で運び込めるもののみでお願いします。

・店員不在時、時間外の家具の交換や受け取りはできませんので、開館時間内にお越しください。

・大きな家具やリビングルームに余っている家具など、受け取りできないことがあります。なるべく大きな家具などは直接持ち込まず、あらかじめリビングルームが開いている時にご相談にいらしてください。